尿道カテーテル歴3回のベテランが、その痛さと辛さと恥ずかしさを語る。


僕は尿道カテーテルを3回ほど経験している。

もうそれは本当に地獄なのである。

痛いし、辛いし、不快感凄いし、おまけに恥ずかしいし…。

尿道カテーテルの経験がない人に、
こんなにも辛いものなんだと伝わればなと思います。

それと、経験のない人がやるとなったときの心構えになればなと思います。

尿道カテーテルとは?

▼尿道カテーテルとは

前立腺肥大あるいは脊髄や末梢神経の障害、麻酔や薬剤の影響などで排尿が困難な
患者の導尿、手術や絶対安静時の導尿、残尿量の測定などの検査などの目的で使われる

引用:尿道カテーテル – Wikipedia

つまり、アソコに管を通して自動的に尿を体外に排出するシステムです。

▼尿道カテーテル

画像出典:看護roo

画像を見てもらえば分かると思うのですが、
男性の方ならアソコがヒュンってなったと思います。

尿道カテーテルで画像をググると実際の写真も出てくるので、
さらにアソコがヒュンってなります。

※この記事では尿道カテーテルの辛さを緩和するために、
意味なくナースの画像を差し込んでお届けしています。

僕の尿道カテーテル歴

36年の人生の中で尿道カテーテルを3回ほど経験しました。
もう立派な尿道カテーテラーです。

14歳のときに膝を手術して目が覚めると、
アソコに管が通っていることに気付きそれが初めての尿道カテーテルでした。

2度目は同じく14歳のときに再度膝の手術をしたときで、
3度目は23歳くらいのときにバイクの交通事故で脾臓の手術をしたときでした。

1回目を経験したときにその辛さと苦痛から二度とこんなものはやりたくないと思ったのに、
その後2回、合計3回も地獄の苦しみを味わうことになったのでした。

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とにかく不快感が半端ない!

 

尿道カテーテルのなにが嫌かと言うと、

とにかく、不快感が半端ない!

尿道カテーテルを装着中はベッドで安静にしている状態ですが、
寝がえりをしたり布団を動かしたりするときのちょっとした振動が
カテーテルを通してアソコに伝わってくるのです。

ちょっとした振動でも痛いし不快感を凄く感じます。

自分のアソコに管が繋がっているという状態が不快でなりません。

きっと経験した人なら「そう!そう!」

と頷いてくれることでしょう。

尿道カテーテルを入れるとき

手術中の意識がないときに入れられるのはいいんですが、
意識がある状態で入れられるの本当に痛いし苦痛で地獄です。

特に麻酔とかしないですからね。

男性のみなさん、考えてみてください。

アソコに細めのストローくらいの太さのチューブが入っていくんですよ?

ムリでしょ!?

絶対ムリでしょ!?

体の構造的にムリでしょ!?

ムリだと思うでしょ!?

でも無理矢理入れられちゃうんですよ!

思い出しただけでアソコがヒュンってなります。

尿道カテーテルを抜くとき、抜いたあと

カテーテルを抜くときは入れるときと同じく、
手術中に抜かれるパターンと意識があるときに抜かれるパターンがあります。

意識があるときに抜かれるのはとても痛いです。

入れるときと同じく特に麻酔やらなにかをするわけではないです。

「はい、抜きます」ってな感じで抜かれます。

「ちょっ、それ引っ張たらダメだから!絶対に痛いから!」

とかいうこちら側の気持ちはフル無視で抜かれます。

男は泣いちゃいけないって決めたの誰ですか?

泣いたっていいじゃないか…。

尿道カテーテルを抜いたあとはしばらく小便をすると染みるような痛みを感じます。

しばらくすると落ち着きますが最初は小便をするのがとても苦痛です。

看護師(女性)にアソコを見られる

尿道カテーテルを入れるときも抜くときも絶対に避けられないことがあります。

それは、

看護師にアソコを見られるということ。

しかも、縮みあがった状態のアソコを…。

逆にこの状況を楽しんでしまえるような強靭なメンタルをもっている人であれば、
それはそれでいいんでしょうが大抵の人は違うかと思います。

看護師の人は仕事で男性のアソコを見ることなんて日常茶飯事なんでしょうけど、
こっちとしてみれば、まぁ~恥ずかしいわけです。

でもね、恥ずかしい気持ちはもちろんあるけど病院という状況の中だと
そうも言ってられないという気持ちもあって恥ずかしいっていう気持ちは多少和らぎます。

「もう、しょうがないか」と諦めがつきます。

それにしても僕はいったい何人の女性看護師にアソコを見られたのだろうか…。

尿道カテーテルを外してくださいと頼みこもう

僕くらいの尿道カテーテル経験者、尿道カテーテラーになると、
尿道カテーテルを早く抜いてくださいと頼んでしまいます。

あと1時間後に抜こうが今抜こうが大差ないわけで、
だったら今すぐ抜いてくれと。

3回目のときはけっこう無理を言って、
看護師に、「とにかく早く抜いてください!」と頼みました。

女性の看護師に対して「抜いてくれ!」とは少しいやらしさがありますが、
違います、そういうことじゃないです。

突然の下ネタでゴメンナサイ。

いたって僕はマジメです。

もちろん手術の内容や術後の体調などでそうもいかないこともありますが、
多少無理してでもこの不快感から早く逃れたいという思いで頼み込みました。

実際に尿道カテーテルを経験した人ならわかると思います。

一刻も早く開放されたいのです。

尿道カテーテルまとめ

尿道カテーテルの不快感のストレスは半端ないです。

もしあなたが今後の人生で尿道カテーテルを経験することになったら、
「早く抜いてくれ」と頼める状況なら頼みましょう。

僕の経験から頼み込めばなんとかなったりします。

(※もちろん、さまざまな状況で違いますが)

「トイレは尿瓶でやりますから!」

「這ってでもトイレに行きますから!」

と頼みこみましょう。

本当に尿道カテーテルは地獄です。

 

 

 

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