2018年3月1日に公開されたブラックパンサーを見てきました。
ブラックパンサーが映画に初登場したのは2016年に公開された、
シビル・ウォー/キャプテン・アメリカでのこと。
映画館で見ていた当時、
あの黒い姿の爪で戦う奴は一体何者なんだ!?
とワクワクしたのを覚えています。
4月に公開されるアベンジャーズ/インフィニティ―・ウォーへ
の準備として是非とも見ておきたい作品。
また、いちマーベルファンの感想でありますのでご了承くださいませ
目次
ブラックパンサーについて
画像:ブラックパンサー マーベル公式より
父の死により若くしてワカンダの国王となったティ・チャラが国家の秘密である
ヴィブラニウム鉱石を守る為に国王として、そしてヒーローブラックパンサー
として苦悩しながらも戦う姿を描いた作品です。
あらすじ
若き国王ティ・チャラ、またの名を漆黒のヒーロー<ブラックパンサー>。
2つの顔を持つ彼の使命は、祖国である超文明国家ワカンダの“秘密” ──“ヴィブラニウム”を守ること。
それは、世界を破壊するパワーを秘めた鉱石だった。
突然の父の死によって王位を継いだティ・チャラは、人類の未来をも脅かすこの国の“秘密”を守る使命を負う事に。
だが――「私に、使命が果たせるのか…?」
ミステリアスな新ヒーローが躍動する、ハイスピード・アクション・エンターテイメントが幕を開ける!
引用:ブラックパンサー マーベル公式より
ヴィブラニウム鉱石が凄い
昔、宇宙からアフリカに隕石が落下しその隕石の中に
ヴィブラニウムという鉱物が含まれていてワカンダは
このヴィブラニウムを使い超高度文明国へと発展していく事になりました。
このヴィブラニウム、
めちゃくちゃ凄いんですよ!
めちゃくちゃ固い硬度だけど服などの柔らかい物にも織り込ませる事ができたりする。
それを利用したブラックパンサーのスーツはとても丈夫で防御力が高く爪は攻撃力が高い。
シビルウォーではキャプテンアメリカと戦った際に、
キャプテンのシールドにガッツリと爪痕を残していた。
因みにキャプテンのシールドもヴィブラニウム製である。
ブラックパンサーの能力の秘密
マーベル作品を見ていつも思うことは、
なんで強いの?
って部分です。
例えばキャプテンアメリカだったらソルジャー計画により
ソルジャー血清を打たれて驚異的な身体能力を手に入れて強くなりました。
で、ブラックパンサーですがどのようにその驚異的な能力を手に入れるかというと
ワカンダにある、ハート形のハーブをすり潰して液体にしたものを飲むと
ブラックパンサーの能力を獲られるということになっています。
飲む際には体中の血管が浮き出て苦痛を伴うようで、
例えるならドラゴンボールの超神水みたいな感じ。
もっとパンサーパンサーして欲しい
個人的にブラックパンサー
カッコいい!!
ってなってアクションシーンは敵の車にしがみつきながら
急激な方向転換をするために
道路の路面に爪を引っかけて火花を散らすシーン
と、
(ウルヴァリンでも同じようなシーンあったな)
敵の車にしがみついて、
タイヤに爪を立ててタイヤを破壊するシーン
この2つのシーンはブラックパンサーの爪という武器の
カッコよさがとても際立って表現されていたんじゃないかなと思う。
ブラックパンサー状態ではない生身のティ・チャラでの戦闘シーンも多くあるけど
ブラックパンサー状態での戦闘シーンをもっと多く見たかったなと個人的には思う。
冒頭の戦闘シーンは暗くて良く分からないのが残念だったけど
暗い状況下においてもブラックパンサーは戦う事ができる能力があるんだなと解釈した。
ブラックパンサーの能力はそこまで凄くない?
ブラックパンサー、クロヒョウというくらいだから勝手にクロヒョウ並みの凄い能力なんだろうなと
期待値を上げてしまったけどそこまでのとんでもない能力ではなかった。
(いや充分凄いんだけどね)
例えば、ヒョウと同じような走る能力があるんだとしたら走って車に追いつく事もできる
んじゃないかと思ってヒョウの走る速さを調べたら58 km/hとそんなに速くなかった・・・
原付バイクのMAXとほぼ同じスピード
ちなみに同じネコ科のチーターは120km/hと倍の速さで走れる
ブラックパンサーっていうくらいだから敵が逃げる車に走って追いつてしまうくらいの
能力があっても良かったんじゃないのかな~なんて感じてしまったんだけどね、
あと爪ってあまりにも攻撃のリーチが短いよな~と。
近距離での戦いには優れているけど離れた敵との相性は悪い。
でも他のマーベルの作品のキャラにも言えるけどなんでもできちゃうチート過ぎる
能力だったら面白味が無いわけであってこれくらいの能力だから面白いんだよなとも感じる。
妹はアイアイマンのトニースタークよりも天才?
主人公ティ・チャラの妹で天才科学者のシュリは
ブランクパンサーの能力の向上の為に色々とアイテムを開発します。
足音を吸収する靴、通称スニーカー
(足が一瞬でスニーカーで覆われるシーンは最高にカッコ良い!)
や、スーツに受けたエネルギーを吸収して
そのエネルギーを攻撃する際のエネルギーに変換するなど
ワンピースいうところの空島編で出てきたインパクトダイアルみたいな感じ。
(ワンピース知らない人ゴメン)
これを見て思ったのがアイアンマンのトニースタークよりも天才なんじゃないの?ってこと。
この2人が手を組めば超すごい物を開発できるんじゃないの!?
そうしたらアベンジャーズがもっともっと面白くなるな~なんていう勝手な妄想を抱いてしまいました。
ハーブ焼き払っちゃったけど大丈夫?
ブラックパンサーの能力を授かる為に必要なハーブ。
これは、ワカンダで大切に育てられているようなのですがキルモンガー
が一瞬だけワカンダの王になった時に焼き払ってしまいます。
このハーブが無くなっったということは、
ティ・チャラの後のブラックパンサーの後継者はどうするんだろ?
ハーブはまた育つのかな?
なんてワカンダの今後を心配してしまいましたが
まっ、なんやかんや大丈夫なんでしょうきっと。
と勝手に自己処理しました。
うん、きっと大丈夫だ。
ワカンダ万歳。
お決まりの展開ではあるが
一度、ティ・チャラと決闘をして破れてしまったジャバリ族のリーダーであるエムバクさん。
このエムバクさんは2度ティチャラを助ける大活躍をします。
1度目はキルモンガーと決闘して死にかけていたティ・チャラをかくまい
ティ・チャラを探していたナキア達にティ・チャラの元へ案内してくれました。
2度目はラストの戦いの場面でティ・チャラ達がピンチの時に、
しょうがねーなーと言わんとばかりにデデーン!と加勢しに登場します。
まぁ、お決まりの展開なんですが・・・。
エムバクさん良い人だな~と、
ずっとワカンダで肩身の狭い思いをしていたのにね。
ワカンダ王国の今後
ティ・チャラは今後のワカンダの為にこれまでの鎖国を止め開国する事を選びました。
この開国が意味することは、
ヴィブラニウムの対外的な開放と技術提供を他国にする
ということで、
ワカンダを新しい国へ生まれ変わらせ他国へ手を差し伸べて他国と連携して
共に生きていくこと自体が自らの危険を減らすことにもつながるというものです。
あれだけ守っていたワカンダのヴィブラニウムを開放してしまって良いのか?
この決断が悪い方向に流れる可能性もあるのではないのか?
悪いやつらの武器や兵器にヴィブラニウム使われたりする可能性もあるのでは?
いままで通り鎖国をしていた方がワカンダにとっては良いのではないのか?
と、ワカンダの今後が少し心配になってしまいましたね・・・。
バッキー現る
エンドロール後にワカンダのテントからある男が出てきます。
左腕がない男
そう、バッキー・バーンズです。(元ウィンターソルジャー)
ここでシビルウォーを見た時の記憶が蘇ってきました。
そういえばバッキーって負傷して、シビルウォーの終わりはワカンダの映像が流れていたよなと、
どうやら、バッキーはワカンダでシュリに治療されていたという事になります。
その証拠にロス捜査官の治療をする際にシュリは「また白人を治療できる」
と言いました。
また
そうです、一人目の白人が、バッキーだったということになります。
まとめ
アフリカ系の黒人が主人公というこの作品、
マーベルのヒーローの中でも際立った位置にあるかと思います。
アクションシーンの爽快感に関しては少し不満を感じました。
ブラックパンサーってスゲー!っていう部分をもっと描いて欲しかった。
武器が爪っていう少し地味なところで戦いに派手さが出ずらいのかな
とも感じました。
手だけじゃなくて、
足の爪での攻撃もあったら良いんじゃない?
そうしたら攻撃に派手さが出るんじゃないのかな!?
なんて思ったりしましたね。
ともあれ、4月27日公開のアベンジャーズ/インフィニティ/ウォーが楽しみです。