年収800万円の大手外資系を辞めた友人にインタビューしてみた。

新卒で入社した会社は大手外資系のITコンサル会社でITコンサルをしてた。

わかってないでしょw？

ざっくり言うとシステム導入のお手伝いって感じ。

約4年だね。

よかったね。

年収はだいたい今の倍、800万円くらいだった。

でも今は西友（スーパー）の50円クーポンを使う生活です…。

入社が決まってまだ学生の頃は思ってたよ。

実際に働き始めたら勝組の感覚はなくなったね。

これをずっと続けることはムリだろうなって感じた。

どこかでこれを手放さないといけないと思ったし、
この状態が続けられないと勝組だとは思えなかった。

仕事がキツくて何年も続けると思うとそれに耐えられないと思ったから。

忙しかったね。

忙しい時期は帰りが終電どころじゃなかった。

終わるのが深夜2時とかで、そこからタクシーでホテルに行くっていう。

一週間ずっとホテル生活みたいな。

クライアント先が自宅から電車で2時間かかる場所だったからホテル生活だったね。

で、当時「ジェネラルルージュの凱旋」っていう映画を観て、

堺雅人がポケットに入れてた退職届を出すシーンに憧れて、
マネしたくて自分も退職届をスーツのポケットに入れてた。

でも退職届は人事が用意してたテンプレートを使わなくちゃいけないから
用意してたやつは使えなかったんだよね…。

26歳。だから約4年間勤めたね。

う～ん、遅かれ早かれ辞めてた思うから後悔はないかな。

最初に勤める会社選びをもっと考えて選べば良かったなとは思う。

そりゃあメチャクチャあったよ。

でもやっぱり続けることはムリだと思った。

メチャクチャ感じたね。

それもあって大学時代の友人とはもう一切関りをもってない…。

Facebookで大学時代の友人が結婚して、
順調に人生を歩んでるのを見ると死にたくなる。

あの頃のオレは死んだんだよ…。

そうね、無理しちゃダメ。

できればスーツは着たくないかな～、パーカーがOKな会社がいいよね。

あと、「身の程をわきまえる」

身の程をわきまえるって大切だよ。

当時の自分はわかってなかったんだよね。

レベルの高い世界にいれば自分もそのレベルになれると思ってた。

そこで食らい付いていける人と脱落する人に別れるんだよね。

ムリはものはムリ。

合わないものは合わない。

できないものはできない。

嫌なものは嫌。

ってことだね。

するね。

お菓子メーカーのカンロっていう会社

グミが好きだから。

あと、家から一番近いグミつくってるメーカーだから。

だって一番好きなグミのハリボーはドイツのメーカーだから。

福利厚生だね。

あとそれと、若い女性社員がいるかどうか。

いない…。

今の会社は面接のときにお茶を出してくれた女性社員がスゴくかわいくて、
「よし、ここに入ろう！」って決めたんだよね。

ちゃんと面接で第一志望です！って伝えたもの。

いや、自分が入社した月に退社したよ…。

しかも結婚してた…。

転職するなら若い女性（男性）がいる会社にした方がいいです。

あっ、はい。

大手の福利厚生は本当に恵まれてることを改めて知っておいた方がいいってことかな。

退職金なんて出ない会社が世の中にはたくさんあるし、
住宅手当なんて出たとしても数千円って会社もあるし。

小さな会社でのんびり仕事するのもいいけど、
福利厚生って大手企業に比べると無いに等しいから。

大手から小さな会社にいくのは簡単だけど、
一度小さな会社にいったら大手にいくのはむずかしい。

だからよく考えた方がいいと思う。

どうしても転職したいなら年齢は若い方が絶対にいいよ。

自分が転職してきて面接や選考をする採用の人を見てても若さに勝る能力はないと思う。

今の会社は人間関係の環境はいいかな。

この人はムリ！って人が今のところはいないから。

昔自分にパワハラをした奴らの不幸を全力で願うもの。

時間が経ったからって忘れるなよ！って思う。

慰謝料よこせって思うよね。

人の心の傷は時間が経てば忘れるってものではないから。

お金持ち。

おじさん。

じゃあ、貧乏なおじさん。

お金、友達、社会的地位、誇り、尊厳…。

時間、ありのままの自分、それとミッツ。

でも、20代中盤にミッツと仲良くなっていなければ、
もう少しちゃんとした人生になってたとは思うよ。