- ニート生活を脱出したい
- ニート生活が長引いてしまった・・・
- 「明日から本気出す!」を繰り返してる人
そんな人の悩みを解決する参考になるかもしれません。
なぜなら僕自身が過去に、2年間近くニートをしていました。
でも、社会復帰できたからです。
僕の経験が何か少しでもお役に立てればなと思います。
約2年間近くニートをしていた
今から約17年前の2002年頃、当時21、22歳の僕は栃木の実家でニートをしていた。
控えめに言ってクズである。
前職では運送会社でアルバイトをしていて実家暮らしということもあり
貯金もそこそこあったのでニートができた。
気が付けば2年という長い年月が経ってしまったけど、
感覚的にはそんな長い期間には感じなかった。
『若いんだからなんでもやってみたらいいじゃないの?』
なんて言葉を当時の自分にかけてやりたいと思うけど、
当時の自分にはこの言葉の意味はわからないだろうなと思う。
なぜニートになってしまったのか?
ニートになる前は運送会社で2年間くらいアルバイトをしていた。
なかなかの力仕事で腰や肩や手が慢性的に痛くなってしまい
少し体を休めたいという思いからそのアルバイトを辞めた。
結果的に2年間近く休んでしまったという…。
内向的な性格もあり外の世界と関わるのが怖くて怖くて
自分にはなにもできないという恐怖心から動けなくなってしまった。
そして、よくあるあの状態になるのである。
『明日から本気出す』
ニート経験者ならご存知だと思うけど、
明日から本気なんて出ないのである。
- 明日はハローワークに行く
- 明日は求人誌を見よう
- 明日はなにか行動しよう
こんなことを何度思ったことだろうか、
結局はなにもできず、
朝に寝て夕方に起きる生活を繰り返す日々を送るのであった…。
ニート生活も限界に
約2年間という長かったニート生活にも終わりが訪れます。
終わりというか限界が訪れます。
いくらあったかよく覚えてないけど約150万円以上あった貯金が
残り5万円くらいになっていた…。
それと、家族からのプレッシャーをヒシヒシと感じる日々。
当たり前である。
貯金がなくなったことと家の中でコソコソと息をひそめて生活することと、
罪悪感にいい加減限界を感じていた。
単発バイトをはじめる
いきなり週5日で働くのは無理かなと思い、
とりあえず単発のバイトをやることに。
当時やった単発バイトはこんな感じ。
- 引っ越し
- 工場での軽作業
- スーパー
- 建築現場
- 運送会社
単発バイトなんて基本的に力仕事か単純な作業なので、
2年近くニートしていた自分にとってはしんどかった。
週4日くらいの単発バイトを2ヶ月間くらいやったと思う。
その結果、
外の世界への恐怖心が少しづつ薄れて
働いてみようかなと思えるまでの気持ちになった。
その後、単発バイトから派遣社員になり普通に週5日勤務で働くことになったのでした。
まとめ
結論、ニートを脱出できた方法は、
とりあえず単発バイトをやり始めた。
ってことでした。
結局僕みたいなダメ人間は極限まで追い詰められないと
なにもやらないってことなんですよね。
「頑張って働こう!」
なんて言葉を言う資格もないし、言う気持ちもさらさらないです。
先を見すぎるとしんどくなるので、
やりたいことや欲しいもののために、
軽い気持ちで1日だけ働いてみたらいいかなと。
僕は当時、バンドみたいなことをやっていたので、
スタジオ代をとりあえず稼ぐか~みたいな感じでした。