職業訓練学校のwebクリエータ実践科に通った話。


webクリエータってなんかカッコ良いな~という響きと、

学校に通いながらお金も貰えるって良いなってくらいの感覚で

職業訓練校のwebクリエータ実践科に通った時の話です。

結果、僕はwebクリエーターにはなっていません。

それを踏まえてどうぞ。

職業訓練校とは?

主に雇用保険を受給している求職者の方を対象に、就職に必要な技能及び知識を
習得するための訓練を無料(テキスト代等は自己負担)で実施しています。
また、在職労働者や高等学校卒業者の方などを対象とした
高度な技能及び知識を習得するための訓練も実施しています。( 原則、有料)。

引用:厚生労働局 千葉労働局より

都道府県によって施設や科目の種類も違うかと思いますが
僕が説明を受けた東京都豊島区のハローワークでは次のような職業訓練の科目がありました。

  • オフィスソフトITマスター科
  • パソコンエキスパート科
  • webサイトデザイン科
  • webクリエータ実践科
  • webクリエイター養成科
  • 介護ヘルパー初任者研修科
  • 経理実務総合科
  • 企業会計事務科パソコン実務実践科
  • 不動産ビジネス総合科
  • オフィス&webサイト制作科
  • トラベルビジネス科

けっこう様々な職種の科目がある事に驚きます。

僕はwebクリエータ実践科に通いましたがwebだけでも同じようなものが3つもあります。
3つとも実際に学校に見学に行って施設の雰囲気を見て決めました。
絶対に見学は行っておいた方が良いです。

webクリエータ実践科とは?

簡単に言うとホームページを作るための勉強をする科です。

受講対象者のパソコンレベルは中級と記載されていて
「まぁ、多分大丈夫だろう」と思い入校したけど
ここで求められていた中級と自分が思っていた中級とでは
ズレがあったようでかなり苦労する羽目になるのでした・・・。

授業で行う実習

授業では以下のような事を勉強します。

  • HTML
  • CSS
  • Firworks
  • Dreamweaver
  • Flash
  • JavaScript
html、cssは初めの方は手打ちで打って基礎を学んだら
Dreamweaverを使うという流れになります。

なにせ短期間ということもあり駆け足で詰め込まれるといった感じでした。

上には記載しませんでしたがフォトショップイラストレーターも授業では多少だけど触れます。
本当にサラッと使い方の基礎に触れただけなのでフォトショやイラレを
使いこなせるようになりたいと言う人には物足りない内容だと思います。

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年齢層、どんな人がいるのか

僕がwebクリエータ実践科に通った時の年齢は32歳の時。
クラスの人数は30人で男女比はほぼ男女同じくらいだったか若干男が多いくらいだった。

年齢は25歳くらいから30歳くらいまでが多く、
最年少は23歳くらいで最年長は45歳くらいの男性がいた。

前職の職業は幅広く、テレビ局のAD、工場勤務、アパレル、パチンコ店員、雑誌編集とか、
いろいろな職業の人達がいた。

だからwebクリエータに関してみんなスタートは同じだと思い安心していたけど
それなりにパソコンを使い慣れていたりフォトショップやイラストレーター
を使えたりする人などもいたりして全くスタートが同じという感じではなかったです。

授業の内容と日程

朝は10時から授業がスタートして終了は16時40分、授業1コマは50分です。

  • 10:00~10:50 1コマ目
  • 11:00~11:50 2コマ目
  • 12:00~12:50 3コマ目
  • 12:50~13:50 昼休み
  • 13:50~14:40 4コマ目
  • 14:50~15:40 5コマ目
  • 15:50~16:40 6コマ目
  • 16:40~17:50 教室を自由に使用できる
  • 18:00    退出
僕が通った職業訓練学校の日程は、
学校での座学を3ヶ月、企業での実習が1ヶ月の合計4ヶ月間という日程で行われた。

個人での卒業制作とチームでの卒業制作

座学のラスト1ヶ月間は、
個人での卒業制作チームを組んでの卒業制作をしなくてはならなくて
これがとてもしんどい。

「ハイ、基礎は教えたからホームページ作って!」

てな感じで卒業制作がスタートします。

個人での卒業制作も大変だけどクラス30人を5人づつに分けて
6チームにしてのチームでの卒業制作がとても大変だった。

webの基礎を勉強した程度の人間たちが集まって
1つのホームページを作るというのはとても難しい。

意見が食い違う事もあるし、あーだこーだと話がまとまらず
学校だけでの時間では全く足らず連日学校が終わったら同じチームの
人間とパソコンを持ってファミレスに行き遅くまで作業するという感じだった。

チームの人間全員が授業後も制作に参加するかというとそうではなく
僕は一応チームのリーダーという責任もあったので終わらせないとという
思いで取り組んでいたが正直あまり何もやっていない人というのもいる。

チーム分けも好きな人同士で組んで良いというものではなく
くじ引きでのチーム分けなので良いチームになるかは運である。

企業実習

学校での座学の3ヶ月間が終わると、1ヶ月間の企業実習に行くことになる。

この企業実習の行き先の企業は自分で選ぶという事ができず学校側が決める。

実習先に2人や3人や4人の複数人で行く場合もあれば1人で行く場合もある。
絶対に複数の方が良い。

ちなみに僕はというと1人でした・・・。

企業実習に行った企業でその後アルバイトとして働く事になったり
そのまま就職するという事になったりする場合もある。

タイミングや、その人の頑張りや努力ももちろんあるが
企業実習での行き先はとても重要になってくる。

学校側が決めるので良い実習先に行ける事を祈るしかない。

僕の友人は4人で企業実習に行き実習終了後に
その会社に就職することになった。

早々と就職先が決まる人もいる

とても珍しいパターンだけど、座学の3か月間が終了していない間に就職が決まった人がいた。

その人は授業中も積極的に答えたり先生とも
普段からコミュニケーションを取っているような人でした。

学校には普段から企業の人が出入りしているのだけどある時
授業中に別の先生が教室に入ってきて、「ちょっと」とその人を連れ出した。

どうやらある企業の人が学校に着ていて
先生がその生徒を紹介したいという事で企業の人に紹介をしたのです。

そして、彼はそのままその企業に就職が決定という事になりました。

これは極めてまれなケースだと思うけど普段から先生達とコミュケーションをとって
こういう仕事がしたいとか、こういう会社に入りたいとかを伝えておいたり、
授業中も積極的に発言をしたりしていると先生の目に留まって
何かあったらその生徒の事を紹介しようなんて事になるんだと思います。

(僕には無理な芸当である)

通いたいなと思っている人へアドバイス

パソコンレベルとしては普段からパソコンに触れて慣れている人、
初級者レベルの人では厳しいです。

通う前にhtmlやcssの基礎を勉強しておくことを強くお勧めします。
例えばタグの意味をザーとでもいいので、こんなタグがあるんだ~
くらいでも知ってるとかなり授業も楽になるかと思います。

職業訓練校に通ったからといってwebクリエータになれるわけではないです。
通って無事に卒業すればなれるんでしょ?という考えは違います。

就職の斡旋について

学校側に就職の相談ももちろんできますが、
職業紹介事業の方の説明会があって職業紹介事業の方とも繋がれるので
その方に相談して紹介して貰うこともできます。

職業紹介事業(しょくぎょうしょうかいじぎょう)とは、就職・転職の仲介を行う事業の、
行政における呼称である。 一般的には「人材紹介」と呼ばれている。 隣接する事業に、労働者派遣事業がある。

参照:Wikipedia

僕は職業紹介事業の方の事務所に行って色々とお話をして相談をしました。

web以外の仕事の紹介もされて高校時代に電気科に通って取得した
電気工事士の資格を活かした仕事はどうかと仕事を紹介されました。

実際にこの職業紹介事業の方に相談して紹介された
webとは全然違う仕事に就職していた人もいました。

クラス30人いて最終的にwebの世界へ進んだ人はおそらく10人もいないと思います。

webの仕事に就職した人も学校を通してではなく
普通に自分で転職サイトで探して就職した人もチラホラいました。

職業訓練学校に通ったからそこを通して就職先を決めなきゃいけないなんてことはなく
学校通して探すことも選択肢の一つということで良いかと思います。

webの世界は僕には全く向いていなかった

職業訓練学校に通い出して早々に僕は授業の内容についていく事に必死だった。

パソコンの操作が遅いというのもあり操作にもたついていると
先生の説明はどんどん先に進んでしまって今何をやっているのかを
見失うなんて事が毎日のようにあった。

これではマズいと授業が終わってから居残り勉強をして
他のできる人に教えてもらって分からない事を次の日に持ち込まないようにした。

居残り勉強は毎日するようになった。

クリスマスの日なんて居残りをしている人はおらず、
教室にいたのは僕とあと1人くらいだった。

毎日居残って勉強をしてもそれでも周りに追いつく事ができなかった。

クラスの中には夜通し遊んでそのまま学校に来たりするような人もいたりしたけど
悲しいかなその人よりも自分はできないわけである。

自分なりに頑張ってはいるつもりだけど、できる人には敵わないという事を痛感した。

ある時テストがあった。

テストの内容は時間内にホームページを作り、作り終わったら
それを先生にメールで送るというものだった。

時間が終了し、先生が「30人中28人からのメールが来ました」と言ったが
その中の送れなかった1人はもちろん僕である。

その日はあまりにもできない自分にショックを感じて居残りをしないで帰った。

まとめ:職業訓練学校という場所

僕が実際に通ってみての感想は就職をしたいという人にとっては
職業訓練学校を上手く利用すればかなり就職することに有利になる場所じゃないかと思います。

普段から先生とコミュニケーションを取ったり、
就職の担当の先生に自分からガンガン話を聞きにいったりと
コミュニケーションが上手い、強い人は絶対に有利です。

さっきも言ったけどここに通ったからといって、
絶対にwebクリエーターになれるかどうかは別問題です。

全くの無知からwebクリエータなりたい人にとっては
基礎を勉強できる良い場所だし今後webの世界へ進むのに
役に立つ場所である事に間違いはないと思う。

また、僕のようにwebの世界に向いていないという事が分かるのも事実ではある。
結果僕はwebの方向に進むことを断念して派遣で事務職の仕事に就いている。

ここでできた友人は学校卒業後webの世界で活躍しているので
その後の人生にとてもプラスになったことは間違いない。

これから職業訓練学校に通ってwebの勉強をしようかなと思っている人に
少しでも役に立てれば幸いです。

 

 

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