バルコニー思考をご存知でしょうか?
ものごとを高い視点から俯瞰して見ることを言い、
成果を出す人はこのバルコニー思考の能力に長けています。
バルコニー思考ができるようになれば、
目の前のできごとに対して成果を出せる人になれます。
バルコニー思考とは?
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バルコニー思考とは高い視点からものごと全体を俯瞰することをいいます。
バルコニーのような高い所からダンスフロアを眺めるという比喩から
このような名前がついたそうです。
似たようなことで言うとサッカーでは、鳥の目と言われています。
優れた選手は俯瞰してまるで上空からピッチ全体を見渡すことができ、
ゲームをコントロールすることができるのです。
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この能力に長けていることで有名なのが遠藤保仁選手。
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画像出典:ガンバ大阪公式サイト
彼は身体能力の低さをこの能力でカバーして 、
サッカー日本代表の国際Aマッチ出場数最多記録をもっています。
バルコニー思考になるには?
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ではどうしたらバルコニー思考の考え方ができるようになるのか?
それは、
目の前で起こったことに対して起こる感情に流されず、
目的を達成するためにはどうすることが最善なのか?
という視点で見ることが重要なのです。
成果を出す人はバルコニー思考である
お笑いタレントの伊集院光という方をご存知でしょうか?

画像出典:TBSラジオ
バラエティ番組やクイズ番組でよく見かけるかと思います。
伊集院氏が自身のラジオ番組で若かった落語家時代に
師匠に怒られたときに謝った方法の話しをしていたのですが、
その話を聞いて、
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と感じたのです。
芸能界という世界でずっと勝ち残っている人というのは、
やはりスゴイなと感じました。
伊集院氏のバルコニー思考が伺えるエピソードを2つ紹介します。
空港で土下座する
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昔、福岡で仕事があった際に師匠に小遣いをもらい
「飲みにいっていいぞ」と言われ繁華街に飲みに行ったそうです。
ですが次の日に遅刻をしてしまい、
以前からのしくじりも積もっていたこともあり師匠から
「お前なんて破門だ!」
と言われてしまったそうです。
そこで若き日の伊集院氏は
「これは誤るギアを1つ上げないとマズいぞ」
と思い、
あえて福岡空港の大勢の人がいる場所で、
土下座をして誤るという作戦をとったのです。
空港という大勢の人がいる場所なので師匠も周りの目があり、
無下に断ることができず許して貰えたのでした。
つまり、
「しょうがない、許してやる」
という方向にもっていってるんです。
普通だったら大勢の人がいる場所で土下座なんて恥ずかしい
と思うところですがそれを利用したのです。
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置手紙の証拠を残す
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あるとき新幹線の終電で仙台に向かう師匠のお見送りを
忘れてしまったことがあったそうです。
絶対に破門と言われると思い、
謝るギアを1つ上げないとダメだなと思いある行動にでます。
師匠の泊っている仙台のホテルまでバイクで夜通しかけて向かったのです。
そして、明け方にホテルに着くとフロントの人間に誤りの手紙を残して帰るのでした。
ホテルのフロントの人間は手紙を何時に預かりましたと師匠に伝えます。
すると、
始発の前になんらかの手段を使ってここまで謝りに来たということが師匠に伝わります。
それを狙い置手紙の証拠を残しに行ったのです。
1つギアを上がて誤ってますよ!ということを伝えるために。
こうしてこのときも破門にならずに乗り越えたというのです。
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まとめ
目の前のできごとに対して真正面から捉えるのではなく、
視点の角度を高くして見ることを意識しましょう。
目の前で起こったできごとに対して起こる感情に流されず、
目的を達成するためにどうすることが最善なのか?
このように普段からものごとを俯瞰するバルコニー思考を
意識するようにしていれば違う対処がきるようになります。
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