集中力はありますか?
僕はありません。
正確には以前まではありませんでした。
集中力がない僕がどうしたら集中できるようになるか?
を考えて辿り着いた方法があります。
それは、
ポモドーロテクニックです。
ポモドーロテクニックを使うようになってから、
集中力と時間を上手く使えるようになりました。
実際にポモドーロテクニックを2ヶ月間試してみた感想です。
目次
ポモドーロテクニックとは?
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ポモドーロテクニックは1980年代後半に、
フランチェスコ・シリオによって開発された方法です。
シリロ氏が学生時代に使用していたタイマーがトマトの形をしており、
トマトはイタリア語でpomodoroと言われることから
ポモドーロテクニックと呼ばれるようになったそうです。
そのやり方は、
25分間集中したら、5分間休憩をとる。
ということ1セットとし、それを繰り返すというもの。
それを4回くらいやったら30分間の長めの休憩をとります。
人間の集中力が続く時間は45分間と言われており、
例えば2時間続けて作業を行うと後半は集中力が切れてきて効率が悪くなります。
しかし、
ポモドーロテクニックを使えば短時間の集中状態を繰り返すことによって
それを防ぐことができるのです。
時間を有効に使うことができる
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ポモドーロテクニックを使って1番感じることは、
時間を有効に使えるようになる。
ということです。
僕はこうしてブログの運営をしていますが、
1つの記事に時間をかけようと思えばいくらでもかけれてしまいます。
それではあまりにも効率が悪いのでポモドーロテクニックを使って、
強制的に時間で区切って作業するようにしています。
▼ブログの作業例
- タイトルと見出しを考える
- 必要な画像を準備する
- 記事を書く
- 記事を書く
- 記事を書く
- 記事を書く
- 文章の見直し
- 文章の見直し
目標の作業を終わらすようにしています。
※絶対に予定通りに終わるわけではなく、
次の25分に食い込んでしまうこともあります。
あくまでも、「これくらいの時間配分で終わらすぞ!」
と自分に対してプレッシャーをかけるということです。
目標設定がカンタンだとあまり意味がないので、
頑張らないと終わらないギリギリのラインを設定するといいです。
今は何に集中すべき時間なのかを意識できる
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ポモドーロテクニックを使うことによって、
取り組むことに対しての意識が高まります。
「この25分間は〇〇をする!」
「この25分間で〇〇を終わらす!」
と決めてから作業をすることによって、
より集中した25分間をおくることができます。
記録を付けることで作業量を確認できる
ポモドーロテクニックを使うならぜひやった方がいいことがあります。
それは、
記録をすること
その日にどれくらいの作業をしたのか、
何回ポモドーロをしたのかを記録するのです。
記録することによって見返したときに、
作業量の確認ができ頑張った充実感や反省すべきところがわかるので、
記録をつけることをオススメします。
途中で終わる気持ち悪さを利用する
25分間という時間で区切っているので、
作業が終わらず中途半端な状態で25分間を終えてしまうことがあります。
そんなときでもキリが悪いからといって作業を続けてはいけません。
途中でも作業をピタッと止めることがポイントになってきます。
人間の精神には、完璧を渇望する傾向があります。
仕事を途中でやめると「まだ終わっていない。続けなければ」
という気持ちになるのです。出典:仕事に追われない仕事術 マニャーナの法則
途中で作業が中断されると早く完成させたいという気持ちが高まり、
次の作業へのモチベーションが上がるのです。
時間の捉え方がポモドーロになる
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ポモドーロテクニックを使う生活を2ヶ月間続けていたら、
時間を「ポモドーロ何回分」と考えるようになりました。
2時間は、ポモドーロ4回分というような感じです。
単純に1時間に2をかければポモドーロ回数になります。
気を付けるべきポイント
ポモドーロテクニックで気を付けていることがあります。
5分間の休憩時間をオーバーしてしまい、
休憩時間が7分だったり10分になってしまうことがあります。
疲れてくると休憩時間をついつい長くとってしまいがちなので、
きちんと計画を立ててメリハリをつけて作業するようにした方がいいです。
カウントダウンが良いプレッシャーとなる
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使うタイマーの種類でカウントダウンかカウントアップかは
自由に設定できるかと思いますが個人的には、
カウントダウンをおすすめします!
なぜかというと、
だんだんと数字がゼロに近づいていくので、
それが程よいプレッシャーになり「早くしなきゃ!」と良い刺激になるのです。
ポモドーロテクニックに使うタイマー
ポモドーロテクニックを使う際のタイマー選びも重要です。
- タイマー単体
- PCアプリのタイマー
- スマホアプリのタイマー
一般的にこれらの3種類のタイマーがありますが、
自分がする作業に合ったタイマーを選びましょう。
個人的にはいろいろと試した結果、
タイマーはタイマー単体が使い勝手がいいなと感じました。
PCでもおすすめのタイマーがあるので一応紹介しておきます。
▼focus booster
▼focus boosterのDLはこちらから可能です。
https://www.focusboosterapp.com/download
※新バージョンはインストール後サインインを求められますが、
旧バージョンはDLすれば普通に使えます。
▼旧バージョンのDLはこちらから。(僕は旧バージョンを使っていました)
http://focus-booster.jp.uptodown.com/windows
focus boosterを使っていて使いづらいなと思うところが1点ありました。
▼タイマーの表示はPC画面上でジャマなので小さくして使います
▼すると、後ろに隠れてしまうことがありとても見づらい
このようなこともあってタイマーは単体の方が使いやすいという結論に至りました。
でもこのfocus boosterは、いくつか試したPCタイマーアプリの中でも
使いやすかったのでオススメです。
スマホアプリにもいろいろなポモドーロテクニックのタイマーはありますが、
他のアプリを使うとポモドーロタイマーのアプリが見えない状態になります。
これがとても使い勝手が悪いなと感じて最終的に、
タイマーはタイマー単体が良い。
という結論になりました。
関連記事:図書館などの静かな場所で”ポモドーロテクニック”を使いたい人に超おすすめなタイマー!
作業や人によって最適なタイマーがあるかと思いますので、
自分に一番適したタイマーを探してみてください。
ポモドーロテクニックが向いてる人、向いてない人
僕自信が集中力が無くて、作業に取りかかるまでが遅くて、気が散るという
人間なのでそういった人にはとてもオススメです。
ポモドーロテクニックを使った生活を続けていくと
慣れて上手くこなせるようになります。
毎日、自分を律する訓練をしている
といった感じです。
やる気がなくても面倒臭くても、
とりあえずタイマーをセットしてスタートを押してしまう。
「やる気が無くても」というのがポイントで、
タイマーのカウントダウンがスタートしてしまうと、
「しょうがない、面倒臭いけどやるか~」
と、なんやかんや始めることになります。
逆に使わなくてもいい人ももちろんいます。
1回の作業時間が25分間じゃ短いと感じる人や、
時間を決めて作業するより集中力が続く限り作業をしたい
という人には向きません。
調べてみると自分流にアレンジして、
25分間ではなく60分間でやっている人もいるようです。
まとめ
ポモドーロテクニックは、
集中力がない、とりかかるまでが遅い、すぐに気が散ってしまう
という人にはとてもオススメです!
毎日行うことで体がポモドーロテクニックに慣れてきて、
自分を律する力もついてきます!