2018年6月1日より公開された、X-MENシリーズ最新作
デッドプール2
を見てきましたのでその感想を書きたいと思います。
目次
デッドプール2について
前作、デッドプールの公開日2016年6月1日からちょうど2年後に公開されたこの作品。
デッドプールはマーベルの中でも異彩を放つキャラ、作品である。
画像:デッドプール公式サイトより
- デッドプールのノリだから有りになってしまう。
- デッドプールのノリだから許されてしまう。
- デッドプールのノリだから結局なんでもOK
それが、デッドプールなのである。
あらすじ
最愛の恋人ヴァネッサを取り戻し、お気楽な日々を送るデッドプールの前に、
未来からやってきたマシーン人間のケーブルが現れる。
ヴァネッサの希望を受けて良い人間になることを決意したデッドプールは、
ケーブルが命を狙う謎の力を秘めた少年を守るため、
特殊能力をもったメンバーを集めたスペシャルチーム「Xフォース」を結成するが……。引用:映画.com
これぞデッドプールのノリ♪
これぞデッドプールのノリっていう部分が今回もたくさんありました。
子供へのサイン
デッドプールが子供にサインをする場面でその際にしたサインの名前が、
デッドプールでもなく、ウェイド・ウィルソンでもなく、
ライアン・レイノルズ(役者自身の名前)
自由すぎるだろ、笑
DCディスり
ケーブルと戦っている場面でケーブルに対して、
「シリアスすぎる DCユニバース出身かよ」とDCをディスる。
DCユニバース、とんだとばっちりである。
ホークアイいじり
ミュータントの刑務所に入れられてしまった際に
能力を封じるために首輪を付けられてしまいます。
ヒーリングファクター(回復能力)を失い普通の人間に戻ってしまった事に対して、
「ホークアイと一緒」
だと発言。
ホークアイ一般人だけど強いよ!ホークアイ頑張ってるから!
サノスいじり
ケーブルを演じるジョシュ・ブローリンはアベンジャーズ/インフィニティウォーで
あの、サノスを演じているのですが、
ケーブルに向かって「おい!サノス」と呼ぶ。
アベンジャーズは全滅してしまったけど、
デッドプールなら、なんやかんやのノリでサノスを倒せるかもしれない。
▼ケーブル
自身の黒歴史を消しに過去へ
ケーブルが持っていたタイムトラベルできる道具を
ネガソニックが修理しそれをデッドプールが使いまくります。
デッドプール演じる、ライアン・レイノルズが、
自身のこれまでの消したい過去を清算しにいきます。
グリーン・ランタンに出演が決まり、
台本を持って喜んでいる過去の自身の元へ行き殺します。笑
大コケしてしまう作品に出ないように。
こんだけネタになるんだからグリーン・ランタンやっといて良かったねと思う。
▼グリーンランタンでのライアン・レイノルズ
画像:映画.com
それと、
ウルヴァリンZEROの世界に行き自身が演じる
今とは全然違う姿のデッドプールを殺しに行きます。
ライアン・レイノルズもここまでくるのに苦労したんだな~と、
なんだか感慨深い気持ちになりましたね。笑
デッドプール成功して良かったねと。
最終手的に死んだ人間も生き返る!?
過去の清算はなんと、死んでしまった恋人ヴァネッサの死も無かった事に。
なんでもあり過ぎるだろ!と思ったけど、
恋人のヴァネッサが死んでしまったのはなんだか可哀想すぎると思っていたので、
無理矢理のハッピーエンドだけど良かったなと。
Xフォース
画像:映画.com
未来からやってきたケーブルを倒すために、デッドプールは自らチームを作ることに。
そのチームの名は、
Xフォース
デッドプールとマブダチのウィーゼルがメンバーを募集して面接をします。
それ特殊能力なのかよ?
と思う微妙な人間がやって来ます。
そんな中、最後にピーターという普通のおじさんが来るのですが、
デッドプールに特殊能力は?と聞かれ
ピーターが、「ないけど、仕事が欲しくて・・・」
と回答、
それに対して、
デッドプール
「採用だ」
採用すんのかよ!!笑
この場面好きだな~。
ピーターの「ないけど、仕事が欲しくて・・・」
の後の、絶妙の間を開けてからの「採用だ」
最高過ぎる、笑
ここで思ったのがこういうキャラってハリウッド映画によくありがちなパターンで、
最終局面でピンチになった主人公を救うみたいな、絶対にそのキャラだと思っていたら
その後、ピーターあっけなく死にました。
ていうか、
Xフォースのメンバー、ドミノ以外全員死んだしね…。
なんともデッドプールのノリといった感じ。
ユキオの存在が微妙過ぎる
ネガソニックのガールフレンド役のユキオを、
日本の女優の忽那汐里が演じている。
正直思ったのが、
このキャラクター必要か?
特にこれと言って何も無い。
ただただ、デッドプールに対して笑顔を振りまくだけのキャラ。
一体何がしたかったのか?
日本でデッドプールを公開する際に日本人を使っておけば
なにかと宣伝もしやすいだろうから使っておくかという感じがしてならない
それと、
マイティ・ソーの1作目では浅野忠信が出演していたが、
マーベル作品が好きな人間としてマーベルの世界にいきなり
知ってる日本人がでてくると興ざめしてしまう。
誰だったら大丈夫とかではなくて誰がでてきても。
マーベル映画ファンとしてできれば、
今後そんな事が無ければ良いなと切に願います。
予告の映像で面白い部分を見せすぎた!?
公開に向けて予告動画を見ていたのですが、
面白い部分を既に予告で見ていてしまったので映画館で見た時に
予告の動画見なきゃ良かったなとちょっと後悔した。
ていうか、
予告で面白い部分を見せ過ぎてしまってないか?と感じた。
デッドプールとケーブルの戦いの場面でケーブルが放つ銃弾をデッドプールが
刀で切って避けるけど結果、銃弾が身体に当たりまくるシーン。
それと、
Xフォースの面接でのピーターの場面とピーターのダイビングシーン。
あれは凄く面白かったけど、
本編を見るまで知らないでおきたかった。
予告動画でどこまで見せるかとても難しいとは思うけども…。
前作ほどの衝撃は無かった
正直、前作ほどの衝撃は感じなかった。
それはなぜか、
前作で初めてデッドプールというものを見て、
あまりにも他のマーベル作品との違いに驚いた。
なんだこのキャラクター、この作品は!?
っていうところでの衝撃が大きかった。
マーベルの中でもあまりに異質で異彩を放つ
デッドプールという作品に衝撃を受けたわけだが、
2ともなるとどうしてもデッドプールってこういうキャラでこういう作風でしょ?
っていう構えができてしまっていて、デッドプール慣れしてしまっていたのである。
それと、
笑いの成分多めのキャラ、作品なので笑いの部分で前作を超えないとどうしても
今回はチョット微妙だったかな~なんて感じてしまう。
デッドプールはきっと笑かしてくれるという気持ちで見ていたので
笑いの部分に対してどうしても期待値が上がってしまっていたと思う。
次回作、デッドプール3があったとして、
ライアンレイノルズ自身の自虐ネタはもう使い切ってしまったし、
次回作に対する笑いの部分の期待値はより一層強くなるだろうし、
3を作るのはとても難しそうだなと思った。
でも結局、デッドプール3見たいので2年後くらいに公開される事を願います。
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