- 障がい者のための求人・転職サービスってどんな感じなの?
- 自分の障害について細かく相談しても大丈夫なの?
- 就業先は障害のことについてきちんと理解はあるの?
と疑問を抱えている方の悩みを解決できる記事になっています。
なぜなら、
『障がい者のための求人・転職サービスのdodaチャレンジ』
で働いている社員の方に直接お話を伺いました。
この記事を読み終えることで理解が深まると思います。
目次
僕自身が潰瘍性大腸炎という難病である
まず、なぜ今回dodaチャレンジの社員の方に話を伺ったかと言うと、
僕自身(ミッツ)が潰瘍性大腸炎という難病をもっているからです。
要するにウンコを漏らしまくります。
幸い体に合った治療法が見つかり症状は落ち着いていて、
現在は健常者として働けてはいます。
でも今後もしかしたら症状が悪化して、
障害者として働く可能性もあります。
そんなときに知人がdodaチャレンジで働いてるのを思い出し、
いろいろと話を聞いてみようと思ったのです。
dodaチャレンジで働くAさんにインタビュー
dodaチャレンジで実際に働く知人のAさんにお話しを伺いました。
障害者の方の気持ちや立場に対してとても理解が深いです。
私の仕事はRA(リクルーティングアドバイザー)と言って、
企業に対して障がい者の方を紹介することをしています。
企業と障がい者の方を結び付けることが私の役割です。
障害者の方と実際にお会いしての面談は、
CA(キャリアアドバイザー)がおこないます。
CAが面談をしてその内容を私(RA)に伝えるということになっています。
でもCAに「お会いして欲しい」と言われた方にはお会いして面談をすることはあります。
障がい者の方について
障がい者の方について伺いました。
- 身体障害
- 精神障害
- 知的障害
- 発達障害
例えば、交通事故で車椅子になられた方や、
腎臓の病気で人工透析されてる方もいらっしゃいます。
ミッツさんのように潰瘍性大腸炎の方もいらっしゃいますよ。
なるほど、僕と同じ潰瘍性大腸炎の方もいらっしゃるんですね。
精神障がい者の方はどういった方がいらっしゃいますか?
- 鬱病
- 統合失調症
- 双極性障害
- 不安症
などの方がいらっしゃいます。
なるほど大きくわけて4つあるのですね。
発達障害の方はどういった方がらっしゃいますか?
- ADHD
- アスペルガー症候群
- 自閉症
などの方がいらっしゃいます。
なるほどですね。
では、身体障害者と精神障害者とではどちらの割合が多いんですか?
就業先の企業の障害者に対する理解について
僕が個人的にとても気になった部分、
就業先の企業は障害者の方に対してどこまでの理解があるのか?
そのことについて伺いました。
就業先の企業が障がい者の方に対してどれくらいの理解があるのか?
という部分がとても気になるのですが。
事前に面談で伺っていることはもちろん就業先の企業にはお伝えします。
就労の際に企業側と障がい者の方の間でズレがないように勤めています。
後々になって起こるミスマッチを防ぎたいので、
障がい者の方は面談の際にきちんと自身の障害に関すること、
仕事に関してできることをきちんと伝えて頂ければなと思います。
事前に自身の障害のことをきちんと伝えることが大切なんですね。
企業によって制度が異なる
企業によって制度が異なる部分があるとのことでした。
例えばですが身体障がい者の方で腎臓の病気で人工透析をされてる方がいます。
この方は病院に通院するために週に数回定時の就業時間よりも早い16時で仕事を終了して
病院に通院してらっしゃいます。
そういった融通が利くってとても助かりますね。
どこの企業でも融通は利くものなんですか?
いえ、どこの企業でも融通が利くとは限らないです。
企業によっては半休や、有休を使って通院をして欲しいという場合もあります。
なるほどですね。
通院くらい多めに見て欲しいなと正直思ってしまいますが企業によって違うのは仕方がないのですね。
このあたりの融通が利くか利かないか、
折り合いを付けて納得をした上で就業する企業を選びたいところです。
ミスマッチを未然に防ぐ
障害者の方はどこまで自分の希望や要望を伝えていいのかな?
と、いうところがあるかと思うんですよね。
あまりにも細かく伝え過ぎたらワガママだなと思われたりして、
仕事を紹介して貰えないんじゃないのだろうか?
という不安を感じてしまうのですが…
後々になって企業側、障害者の方の両方が、
「話が違う」
なんていうことにならないためにも、
はじめにご自身のことについて詳しく伝えて頂いた方が
企業側とのミスマッチを防ぐことに繋がります。
なるほど、さきほども言っていたミスマッチを防ぐということですね。
そう言って頂くと気持ちが楽になります。
自分自身の障害を理解すること。
はい、ご自身の障がいについてきちんと理解をするということですね。
あなたの障害について聞かせてください。
と質問されたときに、きちんと自分自身の障害のことを理解をしていなければ相手(我々)に伝えることができません。
ご自身の障がいのことをきちんと私たちに伝えることができれば、
私たちもそれをきちんと企業に伝えることができて、
企業と障害者の方の間でのミスマッチを未然に防ぐことに繋がります。
例えば、潰瘍性大腸炎の方であれば1日にトイレに行く回数は〇回で、
1回の時間は〇分で、合計で1日のトイレの時間は約〇分ですと。
「トイレに行く回数が多い」と伝えるよりも、
回数やかかる時間を細かく伝えることでより深く相手に伝えることができます。
なるほど漠然と、「トイレの回数が多い」だと、
企業側としては思っていたよりも回数が多いと感じてしまったり、
障害者の方としては仕方がない。
というミスマッチが起こってしまうわけですね。
何度も言いますがミスマッチが起きてしまうことを無くすためにも
ご自身の障害をきちんと理解して私たちにきちんと伝えてください。
それが良い就業に繋がることになります。
まとめ
インタビューまとめ
- 自身の障害のことを相手に伝えるためにもきちんと理解する
- ミスマッチを防ぐためにも障害のことをきちんと伝える
- 企業によって制度やルールは違う(通院のために就業時間を短くして良い等)
今回お話を伺って何度も出てきて印象だったのは、
ミスマッチを防ぐという言葉でした。
後々になってミスマッチの問題が生じないためにも、
面談できちんとご自身の障害のことを伝えることが、
良好な職場環境での就業に繋がることになるのです。