中田敦彦のYouTube大学の「7つの習慣」の動画をまとめました。
7つの習慣とは1989年にアメリカで出版された成功法則について書かれた本で
全世界で3000万部もの売り上げを記録しました。
中田氏が噛み砕いて要約してくれているのでとてもわかりく面白い内容になっています。
目次
7つの習慣:序章
この7つの習慣という本はズバリ、
「キングオブ自己啓発本」と呼ばれています。
著者のスティーブン・R・コヴィーは、
アメリカ建国以来出版された約200年分の自己啓発本を調査しました。
そこであることに気が付くのです。
現在の成功法則本はスキルアップなどについて書かれているが、
昔の本は、根本的な人格育成について書かれていたのです。
スキルアップで手にした成功は短期的であり、
いずれは失敗してしまうとのこと。
人格育成と共に手にした成功は、
長期的に継続した成功を手にすることができるのです。
そして、本当の成功はお金を稼ぐことではなく、
人から感謝されることではないのですか?
と著者のコビー先生は言うのです。
- 人格育成が最も重要で、持続的な成功に繋がる
- 7つの習慣で、依存→私的成功→公的成功の状態になる
- 第①の習慣~第③の習慣で私的成功を収める
- 第④の習慣~第⑥の習慣で公的成功に至れる
- 第⑦の習慣は公的成功を何度も繰り返す
第1の習慣:主体的である
起きた出来事に対して反応ばかりしてしまっているのではないでしょうか?
そうではなくて、反応から責任をとるべきだとのこと。
反応とは、response
責任とは、responsibility
責任はresponse(反応)+ability(選択できる)
何かを言われて傷つくということは、
それは、「傷つく」という選択をしているからなのです。
なるほど。
でも傷つかない選択をするって難しいっす…コヴィー先生…。
- 全ては自分の責任
- 出来事に対して反応でなく責任をとる
- 責任とは「反応を」「選択する」こと
- 関心がある事の中で自分の影響が及ぶものは少ない
- 自分ができる事にフォーカスする
第2の習慣:終わりを思い描く
【第2の習慣】7:45から
この第2の習慣は中田氏が最も感動した章になります。
第2の習慣の「終わりを思い描く」
この終わりというのは驚くことに、
目標などの終わりではなく自分の死ぬことの終わりについてです。
自分の葬式の弔辞でなんと言われたら嬉しいのか?
あなたは生前カッコイイ車に乗っていましたね。
なんて言われてはたしてそれは嬉しいのか?
いや違う。
あなたがいたから私はこんなに嬉しかった。
そう言ってくれる人がたくさんいた人生でありたくないですかと。
- ビジネスの成功ではなく死ぬことを思い描く
- 弔辞で何と言われたら嬉しいのか
- 本当の成功とは弔辞で嬉しいことを言われる事
- 個人の憲法を作る
- ゴールを思い描くと今が見えてくる
第3の習慣:大切な事を優先する
大切なことを優先するために人間活動の領域を4つに分けたチャートがあります。
- ①緊急かつ重要
- ②緊急ではないが重要
- ③緊急だが重要ではない
- ④緊急でも重要でもない
▼人間活動の4つの領域
画像出典:中田敦彦のYouTube大学より
大半の人は毎日①の「緊急かつ重要」をこなして終わってしまっています。
そしてたまったストレスを発散するために④の「緊急でも重要でもない」
こと(スマホをいじる等)をしてしまうのです。
まさに僕のことですね…。
もっとも大切なことは②の「緊急ではないが重要なこと」でしかないのです。
それを最優先させるためには③の「緊急だが重要ではない」と、
④の「緊急でも重要でもない」を捨てる必要があります。
成功したければ、①の「緊急かつ重要」と②の「緊急ではないが重要」
の2つに絞って活動しろってことです。
- ①緊急かつ重要(トラブル,締切)
- ②緊急ではないが重要(自己投資)
- ③緊急だが重要ではない(電話,メール)
- ④緊急でも重要でもない(雑用,娯楽)
- ③と④は捨て、最も重要な②の時間を作る
第4の習慣:Win-Winを考える
内面が安定していないと採取してやろうと思っている
Win-Loseで立ち向かってくる人に対して対応できない。
- 誠実:Win-Winを守る
- 成熟:勇気と思いやりのバランスがとれている
- 豊かさマインド:資源はお互いに分けられる
また、Win-Winに至れない場合は、
No deal(取引をしない)を選択することが正解になります。
- win-winは4種類
- ①lose-win(自分勝ち、相手負け)
- ②win-win(両者勝ち)
- ③lose-lose(両者負け)
- ④win-lose(自分勝ち、相手負け)
- win-winに至らないときは、nodeal(取引しない)
第5の習慣:まずは理解し、そして理解される
【第5の習慣】5:20から
コミュニケーションをとる際にとても重要なことがあります。
それは伝えることよりもまずは相手の話をよく聞くということ。
テクニックなどの聞くスキルだけでやろうとしてもダメなのです。
「誠心誠意、理解したいと思え」
これが最も重要。
その際にやってはいけない自叙伝的反応があります。
- 探る
- 解釈する
- 評価する
- 助言する
これらのことをやってはいけないというのです。
コレってかなり難しいことです。
じゃあ、どうしたら良いのか?
それは、
ひたすら共感する。
共感とは、相手の気持ちを言葉にする。
そうすることで相手から私のことを理解してくれていると信頼されるのです。
- NG4つ
- ①探る
- ②解釈する
- ③評価する
- ④助言する
- 公的成功の鍵は信頼である
- 信頼口座は行動で貯める
- 共感とは相手の気持ちを言葉にする
- 相手の言葉の奥の気持ちに触れる
第6の習慣:シナジー(相乗効果)を創る
人と人が本当に良いWin-Winの関係で協力しあえたとき、
シナジー(相乗効果)が生まれます。
それは、1+1が2ではなく、3にも4にもなるのです。
- 公的成功にはシナジーが必要不可欠
- ④の習慣「win-winを考える」ができて相乗効果が生まれる
- ⑤の習慣「まず理解し理解される」を経て、両者の違いを認め第3の案を創造的にだす
第7の習慣:刃を研ぐ
【第7の習慣】5:53から開始
あるところに毎日ノコギリで大木を切っている男がいました。
周りから昨日と比べてあまり進んでないから、
ノコギリを研いだ方が良いんじゃないか?と言われます。
しかし男は、「ノコギリを研ぐ時間があるように思えるか?」
と言います。
ノコギリの刃を研げば進む速度が上がるのに男はそれをしようとしないのです。
大半の人はこれと同じ状態になってしまっているのです。
- 肉体・精神・知性・社会性の4つを磨く
- ①肉体:週3時間の運動
- ②精神:瞑想・祈り
- ③知性:読書
- ④社会性:コミュケーションの時間
- 諦めず習慣の力を信じる
- 人は習慣によってしか強くなれない
まとめ
以上、中田敦彦のYouTube大学の「7つの習慣」の動画のまとめでした。
この動画で7つの習慣とは一体何なのか?
ということはとてもよく理解できました。
正直じゃあ、これを実際にできるのか?
となると自分を含め大半の人はできないと思うのです。
まずは何か1つでも今の自分に取り入れることができれば、
少しづつ変化するんじゃないかと思います。
えっ、違うんですか?
僕、お金が欲しいです…。