サメ映画ってなんか良い。
なぜだか分からないけどなんか良い。
結論、なんか良いのである。
わかる!わかる!って共感してくれている人がきっといると思います。
サメ映画でもB級過ぎず、少し現実味がある作品が好きなので、
今回紹介する『海底47m』はまさに好きな作品!
目次
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サメ映画好きとして以前から気になっていた、『海底47m』
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それが今では公開から時間が経ったので無料になっていました。
今後無料ではなくなってしまうこともあるので気をつけてください。
海底47m、紹介
画像出典:映画.com
解説
水深47メートルの海に沈んだ檻の中で、人喰いザメの恐怖と対峙する姉妹の姿を描いたシチュエーションパニックスリラー。
メキシコで休暇を過ごしていたリサとケイトの姉妹は、現地で知り合った男から、
海に沈めた檻の中からサメを鑑賞する「シャークケイジダイビング」に誘われる。水深5メートルの檻の中からサメを間近に見て興奮する2人だったが、
ワイヤーが切れて檻が一気に水深47メートルまで沈んでしまう。無線も届かず、ボンベに残された空気もわずかという極限状態の中、
サメの餌食になる危険におびえながら、2人は生還を目指すが……。
引用:映画.com
物語の始まりはお決まりのバカンス
画像出典:映画.com
若い女性(姉妹)ふたりがバカンスに行くところから物語がはじまります。
これ以上でもこれ以下でもない100点の出だしです。
こういった作品ってなぜか若者のバカンスからスタートしますよね。
リサ(姉)とケイト(妹)の姉妹ふたりがメキシコ旅行を楽しんでいたけど、
リサ(姉)が彼氏と別れてしまっていたことが発覚します。
落ち込んだ姉を励まそうと妹が、
「夜のメキシコを楽しんじゃおうよ♪」
と、姉を誘い出しその後、直ぐにふたりの男と出会い意気投合。
その男たちと盛り上がりなんやかんやで翌日にケージダイブすることに。
(ケージダイブとは檻の中に入って海中でサメを近距離で観察して楽しむってやつです)
なんて簡単な展開なんだろうか。
だが、これでいい。
これでいいのだ。
この手の作品の長さは、90分と相場が決まっている。
テンポよくストーリが展開していかないと尺に収まらないから。
シャーク(サメ)だけに…。
ちなみに海底47mの時間を調べたら1時間29分(89分)だった、ほらね。
リサとケイトが海底47mの海の底へ
画像出典:映画.com
ケージダイブ当日、昨夜知り合った男ふたりが、
「ケージダイブってのはこうやって楽しむんだよ~♪」
と海面から5mのところで手本を見せました。
しかし危険なフラグがビンビンにたっていた。
- ボロボロの船
- サビサビのケージ
- ほつれたワイヤー
もう一度言う、
ほつれたワイヤー。
ここで説明しておくと、
ほつれたワイヤーというものは、、、
ほつれます。
だって、ほつれてるから。
しかし、姉妹は気が付きません。
なぜなら、旅行のテンションになってしまってるから。
そして、男たちと交代してリサとケイトの番になりました。
5m地点では問題なかったワイヤーがふたりの番になったときに
ほつれてしまい47mの海の底へ落下していくのでした。
ケイト(妹)が頑張って脱出を試みる
47mの海底に落下しますがケイト(妹)が脱出に向けて頑張ります。
リサをケージダイブに強引に誘ってしまった責任と、
ダイビングの経験があるのでケイトががんばります。
狭いケージから出るために海中でマスクと酸素ボンベを外すという
超危険なことまでやってのけます。
47mの海底は海上の船から遠過ぎて無線が繋がらないので、
ケイトはケージを出て無線が繋がる距離まで泳いで向います。
怖い、怖すぎる!
海底なんて真っ暗でどこからサメが来て食われるかわからない状況だというのに…。
ケイトは無線が繋がるところまで浮上し船長のテイラーと連絡をとり
再びリサのいるケージに戻ることに成功しました。
これで助かると安堵し、ケージ内でふたりは呑気にお喋りを始めます。
「アハハハ」と笑ったりして無駄に酸素を消費するふたり。
この姉妹は自分たちが置かれている状況がわからないのか…。
天国から地獄へ、2度目の落下
画像出典:映画.com
ケイトが船長のテイラーと無線で連絡を取りケージを引き上げる為のワイヤーを
降ろしてもらいなんやかんやケージの引き上げが開始されました。
しかし、
ここで簡単に終わるわけがない。
そう、
まだ映画の尺が余っているのだ。
シャーク(サメ)だけに…。
海底47mから徐々に浮上していき28mの地点でワイヤーが切れて本日2度目の落下。
(不謹慎極まりない発言)
とても可哀そうだが仕方ないのだよ、
だって、
映画の尺が足りてないから。
シャーk・・
かくして映画の尺稼ぎのために再度47mの海底に落とされた姉妹なのでした。
しかも2回目の落下ではリサの足がケージと地面に挟まってしまいます。
船にいる男たちが無能過ぎる
とにかく船に残った男たちが無能過ぎる。
さっさと沿岸警備隊に助けを求めればいいのにことを荒立てないようにと
自分たちで解決しようとするもんだから最悪の結果を招くのである。
男たちが有能だったらすぐに解決しちゃうわけで、
無能だからこそこの映画が成り立つわけですね。
ケージから脱出する2人
画像出典:映画.com
2回目の落下のあと船長のテイラーは追加の酸素タンクを2人分海底に落とします。
なぜ今まで酸素タンクを送らなかったかというと、
窒素酔いの確率が上がり幻覚などの症状が出てしまうからとのこと。
その新しい酸素タンクをケージの外に
ケイトが取りに向かうけどサメに襲われてしまいます。
ケイトの活躍で酸素タンクはケージの中にいるリサでも手を伸ばせば
届く距離に近づきリサはギリギリのところで酸素切れを免れます。
リサはケージと地面の間に挟まった足を引っこ抜く為に、
BCDをケージと地面の間に入れて空気の力でケージを押し上げて足を抜くことに成功します。
ケージを脱出したリサはサメに襲われて死んだと思っていたけど、
ケイトと無線が繋がり2人で海面を目指して脱出することになります。
船長のテイラーが酸素タンクといっしょに落としてくれた発煙筒で、
サメから身を守るように海面を目指します。
早く海面に辿り着きたいところだが急に浮上すると
潜水病になり命を落としてしまうので20mのところで5分間留まれとテイラーさん。
指示通りに20m地点で5分待機しつつ発煙筒をつけると
なんとそこには3匹のサメがいるじゃあ~りませんか!!
この映画の一番ビックリするシーンはココです!
絶望的な状況の中なんとか浮上して海面に辿り着くけど、
もう少しで船に乗れるところでリサはサメに足を噛まれてしまう。
かわいそ過ぎる…。
男たちどこまでも無能過ぎる。
リサは足を噛まれながらも最後の力を振り絞って
サメの目を攻撃してなんとかサメを撃退することに成功。
なんとか2人は船の上に戻ることができたのでした。
まさかのどんでん返し!
画像出典:映画.com
なんとか船の上に戻ることができたリサとケイト。
ふたりはかなりの重傷を負います。
足の傷はけっこうグロイので苦手な人は注意してください。
場面が変わり船上で仰向けになったリサ目線の映像に。
男たちがリサに声をかけているのですがリサの意識が徐々に薄れていきます。
すると、
場面が海底のケージの中にいるリサに変わります。
んっ!?
アレっ、これはまさかのバッドエンド!?
そうなんです。
無事に2人は助かったと思いきや2本目のタンクを使ったリサは、
窒素酔いを起こしてしまい幻覚を見ていたのです。
テイラーに無線で話しかけられても「アハハハハハ」と
脳内では幻覚を見て助かったー!とハッピーな状態のリサ。
ということで、
サメに襲われて一度は死んだと思われたけど生きてた妹のケイトも
残念ながらやっぱり死んでしまったということでしょう。
なんとも悲惨なバッドエンドな作品でした。
まとめ
サメ映画にしてはまさかの幻覚オチというなかなか今までにない作品でした。
現実味があるテイストの作品はリアルな怖さがあっておもしろいです。
この作品を見て思ったことは、
旅行のテンションでケージダイブなんて絶対にやっちゃダメってことです。